-花の散る ことや侘しき 春霞-

Mar 13,2016

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pixivファンタジア

蒼帝-躄(イザリ)

新津北東、常冬の大河に住む竜神。
蒼帝 敖広が大河に”春”を与える事を止め、人は死に絶えると思っていたが、それでもしぶとく生き残る様に興味が湧き人の姿を真似て人界に降りてきた。
基本的には面白いかどうかが行動基準、それが理由で竜族内では厄介者。

名の「躄」は「蛟」と同じように、竜族の間では比較的蔑称に近い印象の名前。他の竜より飛翔力が少ないため、這いずるという意味を込めた躄で呼ばれる。
(竜族と他種族の混血は力が弱く、主に王族の戯れで出来た妾の子であるため、蔑視を込めて蛟と呼ばれる)
竜は神のため誰かに名を付けられる訳でも自分で名乗る訳でもなく、役割に応じて名の方が決まり、やがて名が体と力になる。
躄は人に真似て足を生やしては見たものの歩くのは苦手で、短距離を歩くくらいなら神通力で物を取るので傍から見ると物臭に映る。

青龍王は大陸ごと全てを春にするだけの力があるが、イザリは付近一帯が限度。植物を急速に育て、病気や怪我を治し、命と大地を復活させる力を持つが、王が春を与えないと決めた以上は濫用はしない。

春を齎す役割を持つために、人を無闇には殺める事が出来ず(枯らし奪うは冬の領分であり玄帝の担当、ただしそれだけの力を持つために玄帝の性分は酷く穏やか)、打刀か酒壺で叩きのめすか煙管の煙で捲いて意識を奪う程度でしか戦わない。